こんにちは。
セラピストの堀田です。
前回は過食の捉え方についてお話しました。
今回はその次のステップのお話をしましょう。
まず
「過食は必ず原因があります。」
その原因を突き止めることが大切です。
では、
過食を起こしている原因とはいったい何でしょう?
次の質問の答えを考えてみて下さい。
質問1:あなたはどんな時に過食したくなりますか?
具体的な場面を思い浮かべて下さい。
例えば:
- 会社や学校で誰かに何かをいわれた時。
- 母親や姉妹に批判された時。
- 他人と比べて自分はダメな人間だと思った時。
- 一人で寂しい時。
- 外では楽しくやっているはずなのに、家に帰ってきたら必ず過食する場合。
- 家で暇な時。
- 会社や学校ですごく忙しくて、追われているような時。
- 毎日やっているので習慣になっていてわからない。
- 充実しているはずなのに、なんか満足できない時。
- 育児や近所つきあいが嫌で、イライラしている時。
- 夫に対して不満がある時。
- 家族に対して優しく接しようと思ってもできない時。
- 嫌なことがあっても、それをうまく解消する方法を知らなくて
- ついつい過食に走ってしまう場合。
等など、これ以外にもあると思います。
考えつく場面を上げて下さい。
そして次に。
質問2:その場面で過食するとどんな気持ちを忘れられますか?
ここで重要な事があります。
「イライラ」する気持ちと答えたい所ですが、イライラは怒りです。
気持ちではなく反応しているだけなので、怒りの奥にある感情を見つけて下さい。
例えば:
育児やつきあいでイライラする
↓
どうして育児で腹が立つのか?
↓
思い通りにいならない
↓
子供すら思い通りにできない自分
↓
情けない
答えは「情けない」という気持ちを忘れていられる。という事です。
このやり方で自分の忘れたい気持ちを見つけて下さいね。
ちなみに、下記のキーワードにほとんどあると思います。(もちろんこれ以外にもあります)
「情けない」「みじめ」「悲しい」「無力」「無気力」「虚脱感」「敗北感」
では、今日はここまでにします。
ぜひトライしてみて下さい。
この続きは次回お話します。
セラピスト 堀田圭江子